指導者養成

骨ナビとは?

ケガをさせない・壊さない体の使い方が大切です

「骨ナビ」とは、骨・関節に意識を向けて、正しく体を動かしながら骨格バランスを整え、元気で老いない体をつくるための日常動作や姿勢の取り方と、運動能力を向上させる体の使い方です。

非常時でも強い体をつくりましょう。筋力や強さより、関節の動きがスムーズで、バランスがとれていることがより大切です。
ウォーキングやマラソン、ゴルフ、山登りで、膝、足首、股関節の故障者が続出しています。また、厚生省によると40歳以上で、骨や関節の不調が原因で寝たきりになる『ロコモティブ症候群』が4700万人いると言われています。

私たちは、子供の頃より、親や先生から、「もっと速く走りなさい」「頑張って歩きなさい」などと言われて育てられ、大人になっても、「筋トレで強い体をつくる」「毎日1万歩歩く」などと、目標に向かって成果を達成することに追われてきています。
恒例になった東京マラソンでは、3万人以上の市民ランナーが参加し、完走した芸能人や市民ランナーの喜びがテレビ画面に映し出されます。膝や足首、股関節等の関節の痛みに耐えながら、無理をしてでも完走する姿が涙を呼ぶ感動のドラマとなります。それぞれの思いで、マラソンに挑戦することは素晴らしいことですが、「一度でも致命的に壊してしまった関節は復元が難しい!」ということです。

完走させることを優先させたために、傷口を広げて致命傷になったのでは、本末転倒の結果ではないでしょうか。健康のために毎日欠かさないウォーキングも同じです。体が歪んだままでの、故障を引き起こす歩き方は危険です。真面目な人ほど無理に負担をかけてしまいがちです。「関節に負担をかけない・体を壊さない歩き方・走り方」「翌日に疲れを残さない歩き方・走り方」を学んで頂きたいと思います。年齢、職業、に関係なく、私たちが長い人生を健康で動ける身体でいるために必要なことは、ケガをさせない・壊さない体の使い方を覚えることです。

1日3分の骨ナビ体操で体の歪みをとる

私たちの体は、人それぞれの生活習慣や癖、ゴルフをはじめ特定部分を継続的に激しく使うスポーツ、1日パソコンに向かって偏った姿勢やごく限られて関節や筋肉しか使わない職業等で、子供の頃からの小さな歪みが、年齢とともに蓄積され、その歪みが、腰痛・肩凝り・膝痛といった関節痛や、内臓系を含めた体調不良の原因となっています。
日々の長年にわたる蓄積で起こったものを瞬時に根本から解決する魔法は存在しませんが、歪みを起こさせない体の使い方を覚えて、それを自分の癖として、骨ナビ生活を送れば、歪みが消えていき、長年の腰痛・肩凝り・膝痛から解放されるでしょう。1日3分の「骨ナビ体操」を続けることで、気づかないうちに、体の骨や関節に対する意識が芽生えて、日常動作に変化が現れます。
そして、頑張らなくても、体の内部を使うことや、ケガをさせない体の使い方が身についていくのです。
楽して、頑張らずに、まずは1年間、「骨ナビ生活」を送り、より輝きを増した日々を手にいれましょう。

骨ナビ体操とは?

骨ナビ体操は、誰もが手軽に、「骨ナビ生活」を実践するために、1日3分骨と関節に意識をおいて意識をおいて体を動かす習慣を、歯磨きのように身につけるための体操です。
筋肉に負荷をかけ、体が悲鳴をあげることが体に効くという発想は、骨ナビでは捨ててください。
小さく、ゆっくり、丁寧に、骨・関節・体の内部が動いていることを実感しながら行います。

バランス1番、柔軟性2番、強さは3番

高馬力の高級車であっても、タイヤのバランスが崩れると事故を起こし、自転車も前輪と後輪のバランスや左右のバランスが崩れると転倒してしまいます。
人間の体も、強靭な体と言われても、すぐに故障してしまう人がいて、また、柔らかくても安定せずに壊れてしまう人がいます。
そんなに強靭でなくても、そんなに柔軟でなくても、バランスがとれていると、体は壊れないで長持ちします。
まずは、バランスを整えながら、柔軟性を高めたうえで、必要に応じて強さをつけていくことを「骨ナビ」ではおススメします。
そして、バランスのとれた体が、一番美しいのです。

骨ナビ講師紹介

長谷川智

筑波大学大学院修士課程修了。アスリートや音楽家に、骨と関節に意識をおいて身体の内部を動かし、技術の向上や故障リスクを軽減する『骨ナビ』を指導し、数多くの実績を残している。
カルチャースクール等での骨に関する講座は大盛況で、参加者から、身体に対する意識が変わり、人生が変わったという声が多く寄せられ、骨ナビの中心的存在として、全国に骨ナビ生活を推進している。
テレビ東京系番組『レディス4』で、骨ナビ体操が特集され、痛みなく楽に体が変わることに驚いた視聴者からも問い合わせが殺到する。

【経歴】

筑波大学、大学院時代から体育科学の分野を専門として、筋トレやストレッチといった西洋的な身体の鍛練法を学ぶ一方で、ヨガや整体、古武術といった東洋的な身体の鍛え方や使い方も実践し研究を開始する。ヨガに関する研究をしていた際、師匠から、出羽三山で開かれている山伏の修行体験を勧められて以来、修験道の世界に魅了され、山岳修行を続けて羽黒派古修験道先達(二十度位)で、現在は、著名人や一般人にも安全な滝行のしかたも指南している。

伝統的な東洋武術の達人が身体を自由に操れるのは、身体の内部(すなわち骨と関節)を効率的に使っていることに気づく。
また、山岳修行の先人達が、いともたやすく身体の痛みを取り除いていく様を目にして、骨と関節こそ身体の調和の根幹であると閃き、以来、その裏付けのために、ボディワークや西洋の解剖学的なアプローチを取り入れながら、健康・運動機能向上を研究している。
著書に『腰、肩、ひざ 骨ナビ体操でもう痛くない』(メディアファクトリー)、『関節が10歳若返る「骨ナビ」健康法』(ワニブックスPLUS新書)

【骨ナビ推進委員会】

元気で生涯動ける体づくりの推進のために、大学教授、医師、整体師、フィットネスインストラクター、ボディワーカーといった各専門分野のエキスパートで構成されています。それぞれの知恵を結集し、「骨ナビ生活」を推進します。広く門戸も開いています。